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観光事業と教育事業 [浅野陣屋記念館設立に向けて]

浅野陣屋保存ネットワークは、ふるさとづくり青年隊の事業実施団体になりました。現在、参加者を募集しています。

浅野陣屋は3000平方メートルという広い敷地がほぼそのまま残っています。南部は札座を中心とした地域です。ここに残る江戸時代の札座を文化財として保存することが、私たちの第一目標です。どのようにして残すか?修復した札座をどのように活用するか?一緒に考えましょう。

陣屋の北部には御殿屋敷がありました。戦時中、浅野家から地域に寄贈され、神社や薬師堂があります。

家臣の屋敷があったところは畑になっています。少し掘ると石が一面にあるそうです。10年前に発見された浅野隼人家文書(龍野歴史文化資料館所蔵)によると、この屋敷は18世紀に建築されて、明治初年に建て替えられています。

浅野陣屋の修復に成功したとして、その後、どのようにして維持していくのでしょうか?ここが最も難しいところです。助成金や補助金は期待できません。ボランティアや保存会は長続きしません。保存活動に携わる人々な経済的な負担をかけることなく、浅野陣屋を維持していくビジネスモデルを探究します。

幸い、浅野家の所領があった若狭野は、中世の荘園、皇室領矢野荘の中心部を占めています。相生市は矢野荘と同じ領域を占めています。なので、古代から中世・近世・近代と史跡が積み重なっています。これを使って、日本史を学ぶツーリズムによる観光事業と教育事業を構想しています。

例えば、日本史の教師になりたい大学生をターゲットにする、あるいは、日本史の教師の研修をターゲットにする、というのはどうでしょうか。

口分田のあった条里制をみたことがありますか?
一反の水田の大きさ、実感できますか?
荘園とはどのような大きさでどのような雰囲気なのですか?
本地垂迹説を建物で表現するとどうなるか見たことがありますか?
下地中分の分割線を見たことがありますか?
悪党と荘園領主が戦った戦場をみたことがありますか?
中世の山城・近世の山城に登ったことがありますか?
地頭が鎌倉からもたらした信仰がどのように根付いているかわかりますか?
江戸時代、三千石の旗本の所領を実感できますか?
江戸時代の新田開発を見たことがありますか?
西国街道を歩いたことがありますか?
鉄道がどのようなルートを選んで敷設されたか、実地で見たことがありますか?
大正時代の産業革命が町をどのように変えたか、見たことがありますか?
忠魂碑や簡易造船所など戦時中の日本の様子を見たことがありますか?
廃村を見たことがありますか?

日本史の教科書や指導書で文字としては読んでいても、実地で見たことがある大学生は少ないと思います。日本史を教えている教師でも体感したことのない人がいるかも知れません。

矢野荘(相生市)は、一泊二日で、日本史の流れをすべて体験できます。地方でこのように史跡が折り重なっている地域は珍しいと思います。

少人数で学びながら地域を歩く歴史ツーリズム。

観光や経営を学んでいる学生の皆さん。できあがった観光地のPRより、新しい観光地を企画して創造する方がよほど良い経験になると思います。

私たちはゼロから出発します。

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ふるさとづくり青年隊の募集ページはここにあります

http://www.seishonen.or.jp/…/%E3%80%8C%E3%81%B5%E3%82%8B%E…/

浅野陣屋
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