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浅野陣屋記念館設立に向けて ブログトップ

浅野陣屋記念館設立に向けて [浅野陣屋記念館設立に向けて]

2016年4月、浅野陣屋の札座を修復・保存し、2017年春に浅野陣屋記念館を設立するという予定で、浅野陣屋保存ネットワークを結成し、札座保存プロジェクトがスタートしました。
 
2016年秋、兵庫県の古民家再生支援事業に採択され、ヘリテージ・マネージャーによる調査が行われました。そして、2017年冬、ヘリテージ・マネージャーから再生計画案が提出されています。
 
この事業は、私たち事業者が500万、兵庫県が500万、そして相生市が500万負担して古民家を再生するという仕組みになっています。私たちは、相生市議会議員の多くに面会し、相生市役所の各課を回り、相生市長にも浅野陣屋修復への協力を直接要請しました。
 
私たちは資金の目途をたてて待っていますが、相生市が随伴予算を組まないために、兵庫県の事業自体が宙に浮いています。私たちが1000万用意して相生市負担分を肩代わりすることも制度上できないそうです。
 
札座の修復は、基本的な構造体の工事に1500万+α、内装や設備にさらに同額程度が必要と見込まれています。最悪の場合、私たちが設立する法人「浅野陣屋記念館」が、全額を負担することになります。
 
現在、その資金調達と、修復工事完了後の運営資金の目途をたてる作業を進めています。
 
昨年秋から本ブログの更新が中断していますが、浅野陣屋復興プロジェクトについて、フェイスブックの公開ページで新しい動きを紹介しています。ぜひ、フェイスブックをご覧ください。
 
非営利型株式会社浅野陣屋記念館の設立については、今後、本ブログでも書いていきます。

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パンフレットから消えた浅野陣屋 [浅野陣屋記念館設立に向けて]

浅野陣屋保存ネットワークは非営利型株式会社浅野陣屋記念館の設立をめざしています。今日は、浅野陣屋の価値をどのように評価するかについて、2つのパンフレットが考えてみました。

一つは、相生市教育委員会が発行している「相生 歴史と文化を訪ねて ふるさと散歩」というパンプレットです。

2016年の改訂で、浅野陣屋(若狭野陣屋)が消えました。旧版では城跡の解説にもマップにも浅野陣屋跡が記載されていましたが、改訂版では消えてしまっています。相生市教育委員会は浅野陣屋跡を寄贈したいという浅野家の申し出を浅野陣屋に残る札座には文化財としての価値がないということで断っています。とはいえ、相生市の歴史・文化を紹介するパンフレットから浅野陣屋跡を抹消してよいものなのか、疑問です。

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もう一つは、2017年3月に発行された「ひょうごの100城マップ」。こちらには若狭野陣屋が掲載されています。発行者は、兵庫県歴史文化遺産活用活性化実行委員会。文化庁の文化遺産を活かした地域活性化事業の一環として作成されました。

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政府が菅官房長官の音頭で、文化遺産を活かした地域活性化をめざしているなか、相生市では、浅野陣屋が市の紹介パンフレットから消えました。昔から「相生は歴史も文化もない」と言われ続けてきました。私の育った町ながら情けないことです。

ひょうごの100城マップのなかで、旗本の陣屋は浅野陣屋だけです。城郭と違って旗本陣屋は保存の取り組みが遅れています。浅野陣屋のように敷地全体が残り、札座という建築物が現存し、浅野隼人家文書というエビデンスが残る旗本陣屋は、国家的に貴重な史跡かも知れなません。


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観光事業と教育事業 [浅野陣屋記念館設立に向けて]

浅野陣屋保存ネットワークは、ふるさとづくり青年隊の事業実施団体になりました。現在、参加者を募集しています。

浅野陣屋は3000平方メートルという広い敷地がほぼそのまま残っています。南部は札座を中心とした地域です。ここに残る江戸時代の札座を文化財として保存することが、私たちの第一目標です。どのようにして残すか?修復した札座をどのように活用するか?一緒に考えましょう。

陣屋の北部には御殿屋敷がありました。戦時中、浅野家から地域に寄贈され、神社や薬師堂があります。

家臣の屋敷があったところは畑になっています。少し掘ると石が一面にあるそうです。10年前に発見された浅野隼人家文書(龍野歴史文化資料館所蔵)によると、この屋敷は18世紀に建築されて、明治初年に建て替えられています。

浅野陣屋の修復に成功したとして、その後、どのようにして維持していくのでしょうか?ここが最も難しいところです。助成金や補助金は期待できません。ボランティアや保存会は長続きしません。保存活動に携わる人々な経済的な負担をかけることなく、浅野陣屋を維持していくビジネスモデルを探究します。

幸い、浅野家の所領があった若狭野は、中世の荘園、皇室領矢野荘の中心部を占めています。相生市は矢野荘と同じ領域を占めています。なので、古代から中世・近世・近代と史跡が積み重なっています。これを使って、日本史を学ぶツーリズムによる観光事業と教育事業を構想しています。

例えば、日本史の教師になりたい大学生をターゲットにする、あるいは、日本史の教師の研修をターゲットにする、というのはどうでしょうか。

口分田のあった条里制をみたことがありますか?
一反の水田の大きさ、実感できますか?
荘園とはどのような大きさでどのような雰囲気なのですか?
本地垂迹説を建物で表現するとどうなるか見たことがありますか?
下地中分の分割線を見たことがありますか?
悪党と荘園領主が戦った戦場をみたことがありますか?
中世の山城・近世の山城に登ったことがありますか?
地頭が鎌倉からもたらした信仰がどのように根付いているかわかりますか?
江戸時代、三千石の旗本の所領を実感できますか?
江戸時代の新田開発を見たことがありますか?
西国街道を歩いたことがありますか?
鉄道がどのようなルートを選んで敷設されたか、実地で見たことがありますか?
大正時代の産業革命が町をどのように変えたか、見たことがありますか?
忠魂碑や簡易造船所など戦時中の日本の様子を見たことがありますか?
廃村を見たことがありますか?

日本史の教科書や指導書で文字としては読んでいても、実地で見たことがある大学生は少ないと思います。日本史を教えている教師でも体感したことのない人がいるかも知れません。

矢野荘(相生市)は、一泊二日で、日本史の流れをすべて体験できます。地方でこのように史跡が折り重なっている地域は珍しいと思います。

少人数で学びながら地域を歩く歴史ツーリズム。

観光や経営を学んでいる学生の皆さん。できあがった観光地のPRより、新しい観光地を企画して創造する方がよほど良い経験になると思います。

私たちはゼロから出発します。

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ふるさとづくり青年隊の募集ページはここにあります

http://www.seishonen.or.jp/…/%E3%80%8C%E3%81%B5%E3%82%8B%E…/

浅野陣屋
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